30代で無職となっても転職は可能【絶望せずに前進】

当サイトのページにはプロモーションが含まれています。
30代で無職となっても転職は可能【絶望せずに前進】

近年、働き盛りの30代の方でも無職となり、転職活動をせざる得ない人たちが増えています。

例えば、1986年から1991年頃まで続いたバブル景気が崩壊した当時、不況の煽りを受けてリストラ・倒産により無職となる人が大勢いました。

現在も当時の影響から脱却できておらず、その後も不況やパンデミックなどの煽りを受けて無職となる人々が後を絶ちません。

なお、私は不況の影響とは関係なく、上司の職権乱用による左遷で退職せざるを得なくなり、30代に入ってすぐに無職となりました。

その後、3回連続でブラック企業への転職や、1年半以上の無職という絶望的な状況を経験しましたが、適切な転職活動の末に優良企業へ入社でき現在に至ります。

現実にはさまざまな理由で無職となることがありますが、重要なのは希望を捨てずに前向きに考えることです。

この記事では、30代で無職となった場合に転職が可能である方法や具体的なステップについてご紹介します。

私の経験談も含めていますので、あなたの転職活動の参考にしてみてください。

目次

30代で無職となり転職活動をせざるを得なくなる理由とは

そもそも、なぜ無職となり転職活動をせざるを得ない30代の方が増えているのでしょうか。

転職を余儀なくされる理由はさまざまですが、以下はその一部です。

不景気を理由に無職となった

まず、30代で無職となり転職を強いられる理由の一つが、パンデミックによる問題です。

例えば、「新型コロナウイルス」による影響がその一つだといえます。

新型コロナウイルスとは、2019年の12月ごろに中国湖北省の武漢市において患者が報告され、以降は発症者が世界的に広がったウイルスによる病気です。

新型コロナウイルスは世界経済に大きな影響を及ぼし、会社の倒産、解雇により大勢の人が無職となりました。

普通に働いていた30代の方も例外なく、急な世界的不況の煽りを受けて無職となったのです。

こうした人類を脅かす感染症のパンデミックにより景気が後退し、無職となって転職せざるを得なくなった30代の方がたくさんいます。

仕事をクビになった

仕事をクビになったことを理由に無職となり、30代で転職せざるを得なくなった人も少なくありません。

例えば、「仕事ができない」「就業規則に違反した」「刑事事件を起こした」などにより、仕事をクビになるのです。

本来、日本では正社員を簡単にクビにはできないのですが、あまりにも問題のある社員は適切な対処のもと解雇することができます。

具体例を挙げると、副業禁止にもかかわらず、隠れて副業をしていた事実が発覚して仕事をクビになる人は意外とたくさんいます。

なお、私が以前に勤めていた会社では、痴漢を理由に諭旨解雇となった社員がいました。

このような理由によって30代で無職となり、転職を余儀なくされる人もいます。

人間関係を理由に無職となった

私も経験しましたが、会社での人間関係が原因で退職せざるを得なくなり、30代で無職となり転職する人もいます。

例えば、筆者の場合は不当な理由で上司に嫌われていたため、異動手続きを勝手に行われて左遷されました。

もちろん権限のある管理職の方に交渉しましたが、残念ながら認めてもらえなかったのです。

なお、後にこの問題が指摘されて組合が動く事態となり、元の職場に戻れる手続きをしてくれたのですが、同じこと何回もされてきたため嫌気がさして会社を辞めた次第です。

このように、会社での人間関係で退職に追い込まれて無職となり、転職活動をする30代の人もたくさんいます。

転職活動をせずに無職を長引かせる30代に起こる問題点

いかなる理由で30代で無職になったとしても、今後も生活していくためには転職に向けた行動が必須です。

しかし、中にはショックを受けて絶望的な状況に陥り、転職活動をせずに無職の状態を長引かせてしまう30代の方も少なくありません。

また、転職活動がうまくいかず、無職の状態が長引く人もいます。

このとき、無職期間が長引くことは悪影響を及ぼす可能性が高いです。

私も非常に苦労をした問題なのですが、30代の方が転職せずに無職状態を長引かせることで引き起こす悪影響を、5つ以下でご紹介します。

健康保険・国民年金・住民税の支払いの負担が大きい

30代で無職となることで発生する問題の一つが、各支払いの負担が大きくなることです。

例えば、健康保険、国民年金、住民税の支払いは必須となるため、無職だと貯金を切り崩して支払わなければいけません。

健康保険や住民税は前職での年収と住んでいる地域により異なりますが、国民年金の金額は決まっており、毎月決まった金額を支払う必要があります。

この他、住宅費、水道光熱費、子供の教育費、車の維持費など、生活コストの負担が重くなります。

当然ながら、働いていなければ収入がないため、生活に必要なお金はすべて貯金を切り崩して維持しなければいけません。

なお、私は1年半以上の無職状態を経験しています。

そのため、これらが影響してほとんど貯金を失い、また健康保険や国民年金が未納状態になったりと大変苦労をしました。

具体的には、未納状態が続くと以下のような「催告通知」が届いて苦労をしていたのです。

なお、健康保険、国民年金、住民税は、あなたの住む地域の市役所で減免申請をすることが可能です。

もし、現在手続きせずに無職状態であるのであれば、市役所で減免申請することをおすすめします。

無職期間が長引いた明確な理由を説明できない

30代で無職状態が続いたあとに転職活動を行うと、求人応募をして面接を受ける際に採用担当者から高確率で無職期間が長引いた理由を聞かれます。

このとき、転職活動がうまくいかずに長引いたり、スキルや資格の取得に向けて勉強していた事実があるのであれば、採用担当者に納得してもらいやすいです。

しかし、「何もせずにただ無職期間が長引いただけ」であれば明確な理由を説明できないため、理由を問われても回答することができません。

この場合、どの求人に応募をしても不信感を抱かれ、転職が成功しない状況が長引いてしまうのです。

なお、私は無職期間が長引いただけでなく、年収や労働条件などを交渉していたこともあり、転職がうまくいかずに1年半以上の無職を経験しました。

あわせて読みたい
ブランクのある30代でも転職は可能【職に就き働く】 30代で転職をするとき、人によってはブランク期間があることがあります。 一定の期間会社に勤めた経歴のない空白期間、つまり無職である期間があるのです。 ブランク期...

書類選考すら通過しにくくなる

30代で無職期間が長くなると、転職活動をしても次第に書類選考すら通過しにくい絶望的な状況に陥ります。

採用担当者が応募書類に目を通したとき、最終職歴が随分前で途切れているため、「無職期間が長すぎて仕事への期待ができない」などと判断して落とすのです。

残念ながら、書類選考が通過できなければ採用面接を受けることができないため、あなたが今までに培った経験やスキルを言葉でアピールすることができません。

応募書類に記載した僅かな情報のみで判断され、採用面接にたどり着くことができずに書類選考で落とされてしまうのです。

なお、私は無職期間が長引きながら50社以上の求人に応募し、書類選考すら通過できないという経験をしています。

特に30代からは書類選考で落とされる確率が高くなるため、無職期間が長い状態で転職活動をすると、こうしたことが現実に起こることを理解しておかなければいけません。

独身の場合は結婚が難しい

近年は30代の無職男性に限らず、女性であっても結婚が難しい状況にあります。

無職であると生活するために必要となるお金を得る手段がないため、仮に結婚したくても現実的ではありません。

また、相手から「結婚相手としてお付き合いはできない」と言われる可能性も非常に高いです。

なお、私の友人の話になるのですが、無職であるにもかかわらずに「結婚する!」と言い出し、相手の両親が自宅まで押しかけてくるトラブルに発展したそうです。

「どうやって生活するつもりだ!」と厳しい言葉を浴びせられ、結婚は破談になったとのこと。

無職状態だとこうしたことは普通に起こるため、結婚する気がある場合は安定した収入を得ることができるように、転職活動をして基盤を整えることが重要です。

働く気力がなくなり家に引きこもりがちになる

30代の方に限ったことではありませんが、無職の状態が長引くと段々働く気力がなくなり、転職活動をしなくなる人がいます。

「どうせ転職できない」「耐えれずにすぐ辞めそうだ」などと考えだし、働く気力を失い家に引きこもるのです。

家に引きこもると一日中テレビやスマートフォン、パソコンなどを見たりして過ごす生活に陥りやすくなります。

実は私もあまりに転職活動がうまくいかず、一時期部屋に引きこもってオンラインゲームばかりしてストレスを解消していました。

時間はあれどお金がなくて外出ができず、無料のオンラインゲームをひたすらプレイして無駄に無職期間を長引かせてしまったのです。

当然ながら、このようなことをしても今の生活を改善することはできないため、自分自身で言い聞かせて転職活動をすることが重要です。

あわせて読みたい
30代の引きこもりが仕事復帰する方法【転職支援を受ける】 新卒入社をしてから企業で働き続け、30代となった現在でもキャリアアップを目指して仕事に取り組む人はたくさんいます。 一方で、一度は企業に所属して働くも、退職して...

無職となった30代は転職エージェントを利用し就職活動をする

30代で無職となったとき、転職活動をせずにいるとさまざまな問題が発生します。

そのため、できるだけ早くに転職活動を行い、新しい職場を見つけることが重要です。

しかし、一人で転職活動をすると優れた求人を探して見つけることは大変であり、労働条件の交渉なども上手くいかない可能性が高いです。

私は30代で4回の転職経験がありますが、うち3回は一人で転職活動を行い失敗しました。

劣悪な職場環境や労働条件で働くことを強いられ、我慢できずに短期間で転職を繰り返してしまったのです。

無駄に短期間で転職を繰り返すと職歴にキズが付くだけでなく、採用担当者から不信感を抱かれ中々内定がでません。

そして無職期間が長引くとともに書類選考すら通過しにくくなり、最後は絶望して働く気力を失い家に引きこもることにつながるのです。

そこで、こうした状況を避けるために、早い段階で転職エージェントを利用することも大切です。

転職エージェントは、転職サイトで公開されていない求人を豊富に保有しているため、あなたに適した求人を探し出して紹介してくれます。

具体的には、転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーから求人を紹介してもらうことができ、その他にもサポートしてくれるのです。

例えば、履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接、スケジュール管理などのサポートを受けることができます。

さらに、働く上でとても大切な年収や労働条件も、あなたの希望に合わせてキャリアアドバイザーが交渉を代行してくれます。

キャリアアドバイザーにこれらをお任せして転職活動をすることで、無職の30代の方でも希望に沿った転職をすることは十分可能です。

なお、私は3回目の会社を退職して1年半以上の無職が続いたとき、最後の希望として転職エージェントを頼りました。

その結果、4社目は優れた企業と満足できる年収・労働条件のもと転職でき、現在に至ります。

30代で無職となっても転職は可能!絶望する必要なし

パンデミックや景気後退により、突然無職となる30代の方は少なくありません。

このとき、無職となった事実に絶望して家に引きこもってしまう人もいます。

もちろん、すぐに転職活動をする人もいるのですが、転職先が見つからず無職期間が長引くこともあるのです。

ですが、ここで絶望せずとも転職を成功へ導くことはできます。

例えば、前述でご紹介した転職エージェントの活用がその一つです。

転職エージェントは、一度でも社会人として働いた経験があれば、無職期間が長くても利用可能です。

事実、私は1年以上の無職状態にありましたが、複数社に登録して転職活動を行い転職することができました。

そのため、無職となっても絶望を感じたり転職をあきらめる必要はありません。

このような転職活動の方法を知ることで、新たな職場に出会うことができるはずです。

転職活動を行う30代の方の多くは転職エージェントを利用しています。

もし一人で転職活動を行うと、求人探し、履歴書の作成、面接対策、労働条件の交渉など、転職に関わる全てを自分で行う必要があるからです。

それに比べ、転職エージェントを利用すると、キャリアや転職活動に関する専門的な知識と豊富な経験を持つキャリアアドバイザーが全面的にサポートしてくれます。

なお、30代の方に適した転職エージェントの情報を以下にまとめているので参考にしてみてください。

目次